【ひとりごと】相談。
最近、いろんな人とたくさん電話をしている。
仲のいい友達、学生相談室のお姉さん、ゼミの先生。
人に話すだけで、こんなに楽になるとは思わなかった。本当に肩が軽くなって、自分でも驚いてる。入院中で、ふだんの生活より話す機会が少ないから溜まっていたのかもしれない。
人に相談することって、本当に大切なことだと思う。自分に手に負えない部分は、できる人にパスした方がいい。できれば大人に。
話をわかってくれる大人は偉大だ。
自分がどこまでできて、何ができないのか。把握して、できないことは誰かに頼った方がいい。もちろん、自分のできないことはできるように努力しないといけない。だけどそれってとても時間がかかるし、簡単な事じゃない。自分自身で努力して、上を目指しつつも、現時点で自分に明らかに手に負えないことは、できる誰かと連携をとった方がいい。
あと、内容によって相談相手を選ぶことも大切だと思う。
私のゼミの先生は、今まで出会った先生の中で1番すごいと思った先生だ。😌😌
これが、尊敬ってやつか。
こんな人が上司ならきっとすてき。
【BOOK】私の好きな本😌
5回以上は読んでると思う。
中学生の時に買った本。
主人公は陸上部の長距離ランナーの男の子。私は中学、高校で陸上部で長距離をしていたので、昔はよく読みました。だって、主人公がかっこいいんだもの。ほんと好き。これぞ、ランナーって感じで。それは今読んでも同じ。
昔はこの本によく影響されて走ったなぁ。
走って走って、走ったなぁ。
この本を読むと、その頃の自分を思い出して、懐かしかったです。いい思い出だ。
私の青春の1冊です。
さて、本の内容はというと、スポーツ青春小説と思いきや、そうじゃないんです。
人の心や家族についてたっぷり書いてあります。むしろ、そっちがメインです。
人の弱さとか、葛藤が書いてあって、わあ、人間だなぁって感じ。共感できる部分がよくある。でも、前を向いて主人公が走り出すのがいいなあ、と思う。簡単に上手くはいかないけどね。それがまた良い。
それに私、この主人公の母親と少し性格が似てて、結構どきっとする。この母親みたいにならないように、弱さを他人に隠す癖、どうになしなければ。。。
それと、この本は続編があるから、この本ではハッキリ綺麗には完結していない。だけど、これはこれで、いい終わり方していると思ってて、結構好きだな。
この本読んで、めっちゃ感動、というわけではないが、この主人公と、主人公の走りが好きなので何度も読んでしまう。
とにかく好きなのさ。
【日常】入院して1ヶ月。
早いのか、遅いのか。分からないけど入院して1ヶ月がたちました。
特に症状もなく体調は落ち着いています。
食事ができるようになったら、退院も見えてきそう。
毎日早寝をして、たっぷり寝て、すっきり早起きができる。時間に追われないのが幸せでほっとする。朝はのんびりニュースを見て、その後はとことん読書かファッション雑誌を見る。時々、外の景色をぼんやり眺めて色々考える。思いがかさばってくると、発散するためにブログの記事を書く。お見舞いに来てくれた人とお喋りをする。友達とLINEや電話をする。そうしていると、いつの間にかお風呂の時間。お風呂を上がってさっぱりしたら、消灯まであと30分。あと30分かぁ。寝転がる。読書かLINEをする。病室の電気が消されて真っ暗になる。消灯だ、おやすみ。
毎日、毎日繰り返す。
看護師さんに、
「入院生活も飽きたでしょー?」
って言われるけど、ごめんなさい、全然飽きてない。なんでだろう。自分でも怖くなるくらい飽きていない。
でも、飽きるのが普通だと瞬間で察知し、気がついたら口から言葉が出てる。
「そうなんです~、飽きました😢」
そして、心がしぼんだ気分になる。
他の患者さんにも、
「毎日、毎日、こんな所に閉じ込められて、気が滅入るねぇ、もう。」
って言われた。すみません、そんなこと1度も思ったことない。むしろ穏やかで楽なんだけど。なんでだろう。
また無意識レベルで
「ほんとですねぇ。」と答える。
その患者さんはたった数日入院しただけなのに、気が滅入ったのか。そんなものなのか。
私、ずっと入院してるけどなぁ。
私ってなんか、やばくないか。
この生活が続いたらな、とか思ってしまうんだけれども。どうしよう。
やばいわ。
【クローン病】今の気持ち。
「始めて診断を受けた時はどうだった?」
「明日からヒュミラ(自己注射)だよね。どんな気持ち?」
なぜ看護師さんたちは根掘り葉掘り聞いてくるんだろう。私のフィールドの中に勝手に入ってくるんだろう。
踏み荒らされる度に気持ちが沈んでしまう。
事務的にそんな質問されても困るだけだ。
本当に私を心配してくれての発言なら、私にも分かるものだと思う。心って相手の心に伝わるから。
患者がどう思おうと、たくさん情報収集できる人が、看護師側からみたらいい看護師さん、できる看護師さんなのかな、と思うと悲しかった。
私は看護学生だし、父もクローン病だし、病気についての理解も出来ている方だと思っている。治療方針も自分で納得して選んでいる。私としては、割と自分の病気のことを受け入れている方だと思う。
たださ、完璧に受け入れることはまだ難しいよ?たまには将来の事とか、病気にならなかったら、、とか考えるよ?病人になった実感もあまりないよ?
でも常に暗い事を考えているわけではなくて、たまに考えるくらい。
それって普通だと思うんだけどなあ。
それなのに、少しでも不安を口にすると、受け入れられてない部分がある、問題点がある、としてチェックされる。(されているような気持ちになる。)
もし私が、病気を本当に受け入れられなくて、毎日泣いてるとか、絶望してるとか、自己注射を拒否してるとかなら分かる。
けどさ、
そこそこ前向きだし、自分なりに折り合いつけてるんだからさ、別に良くないか???
完璧を求めないでほしい。
できれば、放っておいてほしい。
むしろ、看護師さんがほじくってくるから、気持ちが落ち込むんだけどなぁ。
事務的に質問してこない、私と信頼関係がある看護師さんだったら、同じ質問されてもこんなことは思わない。どんな質問でもあったかくなる。
どうして私って対人関係のストレスにこんなに弱いんだろう。
【BOOK】天空の鏡。ウユニ塩湖の写真集
昨日、高校の部活の後輩がお見舞いに来てくれました。これが、オシャレでちびっこでめちゃくちゃ愛らしい子で可愛いんだよなあ。見てるだけで癒された。。❤
まあ、それは置いといて、、
後輩ちゃんが色々本を持ってきてくれました。気が利くぜ、素晴らしい後輩だ😌😌
その中の1つ、ウユニ塩湖の写真集です。
2~3年前に一時期LINEのホーム画像をウユニ塩湖にしていたのを覚えていたらしくて。。
「ウユニ塩湖、好きなのかなって思って買ってきました!」だとさ!❤
うん、大好きだよ!❤❤❤
後輩ちゃんもウユニ塩湖が好きで、この本を立ち読みした時、うるっときたからおすすめ!とのこと。
さて、実際読んでみると、、、
やばい!本当にやばい!
やばかったです。(語彙力)
このウユニ塩湖の風景は、異次元の世界でもCGでもなくて、本当にこの地球上に存在しているんだ。しかも自分も行こうと思えば行くことが出来る、見ることが出来る場所なんだ。と思うと感動しました。
写真を見るだけで、こんなに心が浄化されるのに、実際のウユニ塩湖を見たらどんな気持ちになれるんだろうと思いました。
一つ一つの写真を見る度に、目を閉じてその絶景を想像しました。(私がきっと妄想力高いだけ笑)自分がちっぽけに思えて、嫌なこと、悩んでいること全てがどうでもよくなりました。
そして、小さい世界に閉じこもるのは勿体ないな〜とも思いました。新しい世界、知らない世界、どんどん踏み込んでいかなきゃ、自分の力で広げていかなきゃ。って前向きになりました。
あと、後輩ちゃんは涙が出そうだった、との事ですが、私は涙出なかった、ごめん。。笑
でも、実習中とか、もっと自分が追いこまれていて擦り切れていたら、きっとあまりの綺麗さ、美しさに泣いただろうなと思う。(言い訳)
だから、時々、読み返したいです。
この本は辛い時、きっと私の心を癒してくれると思っています。大事にします。
後輩ちゃんは、何を抱えて、何を思って、うるっときたんだろう。