こころの日記

わたしを発信

【ひとりごと】言葉にのっけられてるもの

明日は朝が早いのに眠れない。

 

今日の夜、なんとなく高校の卒業アルバムを見ました。高校生の時はやたらと人に壁を作って過ごしたので、仲の良い友達は少なく、アルバムを見ても知らない人ばかりですごく微妙な気持ちになります。あの時は自分のことが嫌いで嫌いでしょうがなくて、できるだけ他人の(特に男子の)視界に入りたくなくて、なんだかそういうお年頃でした。いま思えば、もっと色んな人と仲良くしておけば絶対もっと楽しかったと思うんですけどね。何を頑なにあそこまで拒絶をしてたんだろう。もったいない。けど、あの時の私にはそんな余裕はなかったし、もう過ぎたことなのでしょうがないとする。

 

卒業アルバムを見て、高校の同級生や部活の仲間のことを思い出しました。私のことを好いてくれて、優しい言葉、あたたかい言葉をかけてくれた人が沢山いました。私の頑張りを認めてくれて、それを伝えてくれた人もいました。(これは大人になって、しかもお酒の勢いでだけど)

だけど、私はその言葉をかけられた時、言葉の重みを、相手の心を汲むことができませんでした。ただ、『ああそうなんだ』とちょっと嬉しい気持ちになって、軽い気持ちと流れで「ありがとう。」って言って、それだけでした。なんと言葉で表現すればいいのか分からないけど、私は今年で22歳で、22になって貰った言葉を振り返って、それで今になってやっと相手が私に向けてくれたその本気の思いや、優しさに気づきました。なんであの時分からなかったんだろう、もっと相手の心を考えなかったんだろう、相手の心を心から受け止めることができなかったんだろう。私にはこうして取りこぼしてしまった言葉がいっぱいあって、さらに言えば、取りこぼしたことさえ気づいてない、もう忘れてしまった言葉もきっといっぱいあるのだろうと思う。