こころの日記

わたしを発信

【BOOK】大人が生きる。とはどういうことか。

友達が貸してくれた本です📖

 

ボクたちはみんな大人になれなかった

ボクたちはみんな大人になれなかった

 

良き😌

好きな人は好きだと思う。

私の友達も言ってたけど、秒速五センチメートルと雰囲気似てる。ちょい鬱な感じが笑

 

この本を読むと、心の中に誰もが持っている、でも普段は奥の隅っこに押し込めてて、ほとんど表に出てくることは無い、黒くてどろどろしたものが、押さえ込んでいた力を跳ね除けて出てくる。どろどろ。そして、そのブラックなやつが広がって、しばらく余韻が残る。

 

もともと気持ちが落ち込んでいたり、辛いことがある時は読まない方がいいと思う。

闇な感じが結構、ガツンと心にきます。

テンション下がるし、なんか重くなる。笑

要注意です⚠

 

人が生きていくためには、自分の中にある黒い部分と折り合いをつけないといけなくて。でも折り合いのつけ方って分かんないし。

折り合いのつけ方って人それぞれ絶対違うから、誰かに教えてもらうこともできないし。

自分で自分と向き合って、見つけるしかない。いや、もしかしたら一生見つからないまま、心の中で葛藤しながら、模索しながら、人って生きていくのかな、とか考えた。

 

大人ってなんだろう。

ただ単に20歳を超えた人?

自分の黒い部分と折り合いをつけれる人?

辛いことがあっても、自分の中で上手く消化して、何でもできる器用な人?

そんな人って本当にいるのかな?

誰ひとりいないんじゃないのかな?

大人もみんな、時には自分を見失ったり、社会に飲み込まれたり、心に傷を負ったり、そしてその傷は癒えなくてずっと抱えていたり、してるんじゃないのかな。

 

私って大人になれるかな? 

大人ってなんだろう。

 

もし大人になれなくても、なんか、人生どうにでもなって、生きられる気がする。

もしかしたら、このくらいの気持ちが丁度いいのかもしれない。悩んだところで、どうせ答えは出ないんじゃないかと思えてきたから。

 

 

あと、めっっちゃどうでもいいけど、うる星やつらビューティフル・ドリーマーがこの本で出てきたから見たくなった。

昔、見た事あるけどよく分からなくて。。

今見たら絶対違う視点で見れると思うっちゃ。

 

うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー

 

 

 

【ひとりごと】切ない恋愛小説。

本の感想はほとんど書いていないので【ひとりごと】に分類してます。

 

 

病院の売店で本を買ったよん😉

しばらく堅い本?を読んでいたから、そうじゃなさそうな本を買った笑

 

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

桜のような僕の恋人 (集英社文庫)

 

表紙が綺麗~😍

この本は主人公が難病の女の子と恋愛するお話。

 

本の裏にあらすじが書いてあって、そこに、『難病』言葉を見つけた時、すぐにこの本は読みたくない、と思った。私はこの本の女の子とは全く違ってすぐ死ぬ病気じゃないけど、このお話を”他人事”として、”娯楽”として、読めるか自信がなかった。でも買った。

だって他に面白そうな本がなかったんだもん😭😭😭

表紙のデザイン気に入っちゃったんだもん😭笑

売店もっと本を置いてほしい、、笑

 

読み始めてみると、面白かった☺

やたら登場人物が「?」とか「!?」とか「!」とか記号ばっかり使うから、そのテンションに多少苦戦したが。笑 読みづらかった。ごめんなさい。。

それに展開も設定もかなりベタだった。笑

それでも読み始めたら止まらなくて、読みにくい本だな~、ベタだなぁ、おい、とか思いながらも、物語に引き込まれた。普通に面白い。おもしろい!

 

でも結局私はこの本を途中までしか読めなかった。(おい。)

以外は文章を一部抜粋したものである。

難病の女の子が思い悩む場面。

『人生には分岐点がある。今のわたしがきっとそうだ。病気になった人生と病気にならなかった人生。きっと病気にならなかった人生は幸せだったんだろうな。』

うん。わかる。

まあ、病気にならなかったとしても辛いことは必ずあるだろうし、絶対幸せになるとは言いきれない。病気になったからって幸せになれないとも思わない。

だけど、人ってやっぱり、健康であることに越したことはないと思う。病気になった人生と病気にならなかった人生、絶対病気にならない人生の方がいい。しつこいけど、本当に、人は健康であることに越したことはない。

そう思うと、涙が出そうになった。

悲しさかよく分からない気持ちで胸がいっぱいになって、それから続きが読めなかった。続きを読もうとすると、心が拒否して、文章がただの文字の羅列に見えて、本当に読めなかった。これ以上読むと、私は心が壊れると思った。

私が読むにはまだ早すぎたんだ。

この本は、私が退院して、学校に行ける体力もついて、つまりもっと時間が経ってから、一人暮らしのアパートで、ティッシュを用意して読む本だと思った。 

 

入院中に読む本は床頭台の上に積み上げているけど、この本だけはなんとなく引き出しの中にしまった。笑

 

そして、この本を友達に貸そうと思った。読書が好きな、特に恋愛もの小説とかが好きな友達が、近々お見舞いに来てくれることになっている。その友達は面白い本を貸してくれるらしいから、そのお礼としてこの本を貸せばいい。本を交換しよう。

「この本は途中までしか読めなかった。」

わざとそう言って、渡したい。

挟んでるしおりも、そのままにして。

どこで読めなくなったか分かるように。

そうだよ、この気持ちを誰かに分かって欲しくて。

でも、自分がこう言って本を渡すところを想像すると、また涙が出そうになった。

その友達は何を思うだろう。私を思って心配するだろうか、哀れむだろうか。

 分かってほしい気持ちが半分、哀れまれたくない気持ちが半分。プラスわざわざこんな小細工をしようとしている罪悪感。

 

友達に本を貸すかは、まだ迷ってる。

 

続きはまた今度 読もう。

 

こうやって悩んで、涙が出そうになった時、私は病気になったんだと、やっと実感する。 

 

 

【BOOK】人の思いを考えさせられるミステリー

今日も読書をしました😊

 

宮部みゆきの本は好き。

情景と心情の合わさった表現が特に好き。 

 

パーフェクト・ブルー (創元推理文庫)

パーフェクト・ブルー (創元推理文庫)

 

 

いや〜

面白かった。

気がつくと夢中になって読んでた。

読んでる途中にふと時計をみたら、想像以上に時間が経っててびっくりした。

思いっきり読書できて嬉しい。

 

ネタバレしない程度に感想を書きます。

当たり前だけど、人は自分の"思い"や"判断"、"考え"の元に行動するんだと思った。

それは正義感だったり、自分の信念だったり、守りたいものを守るためだったり。。

逆に、手を汚してでも利益を得たいという気持ちだったり、他人なんでどうでもいいという考えだったり。

当たり前のことだけど、なんか、改めて思った。

 

それと、大人になればなるほど、権力を持てば持つほど、出来ることが増えたり、大きな影響力を持つことになる。これは人格や価値観次第で、良い意味にも、悪い意味にもなるんだな、と思った。

 

自分の行動は、全部自分の責任だし、その自分の行動が他人に与えうる力も知っておかなければ、他人を傷つけることもあると思う。

でも、それを把握して行動するって絶対難しい。簡単にできたら苦労しないよなぁ。

善処する。

 

【BOOK】知識が広がる本。

今日紹介するのはこの本。

 『読むクスリ 11』上前淳一郎 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS

『読むクスリ 26』上前淳一郎 | 文庫 - 文藝春秋BOOKS

 

なぜ、Part11と26かというと、ただ、たまたまこの2冊が家にあったから、それを持ってきて読んだだけです。笑

このシリーズはきっとどのナンバーの本でも面白いと思います。

面白いっていうのは、funnyじゃなくてinterestingの方。

いろんな人のエピソードが載っています。

人間って本当に色んな生き方があって、考え方も様々で。

 

私は同年代の友人や、看護学生、看護師さんの世界しか知らない(というか、知ろうとしてなかった)のでとても新鮮でした。

もっといろんなことを知って、自分の世界をどんどん広げていきたいです。考え方や見てる世界が偏った、頭がカチカチの人になりたくないんです。笑

視野が広いと人生の選択肢も、ぐっと広がるんじゃないかな、と思っています。そして、選択肢の多さは、いざという時に身を助けると思います。そういう体験をしたことないのでほんとはどうか知りませんけど。笑

想像です。。笑

 

それに知らないことを知るのって、純粋に楽しいし。

 

ただ、少し古い本だから、そこはどうなんだろう笑 

 

 

 

【BOOK】独特な世界観の本

 

わたしは入院中で時間が有り余っているので読書をしています。

 

今日読み終わったのはこれ。

 

ようこそ地球さん (新潮文庫)

ようこそ地球さん (新潮文庫)

 

短編集です。 

1つの話ごとに、はっとするようなオチが必ずあるのが面白い。

それと、この作者が作る独特の世界感が本当にすごい。想像力というか、ユーモアというか、、とにかくこの世界観が新鮮だった。

 

情景の表現もぐっときた。

 

でも、短編集だから、ということもあるかもしれないけど、夢中になって一気読みする、という感じにはなりませんでした。